今回はニュージーランド南島に位置する小さな町、オアマル(Oamaru)に行ってきました。
世界的にも貴重な野生動物に出会えるスポットとして知られています。
中でも注目すべきは、絶滅危惧種に指定されているイエローアイドペンギン(Yellow-eyed Penguin/マオリ語では「ホイホ」)。
ニュージーランドの$5札に描かれているペンギンがこのイエローアイドペンギンです!
この珍しいペンギンたちを間近で観察できるのが、オアマル郊外にある**Bushy Beach(ブッシー・ビーチ)**です。
イエローアイドペンギンはとても貴重なペンギンで出会うことが困難です。
警戒心が強く、遠くから観察しました。
今回はイエローアイドペンギンに出会える場所や、時間帯やあったら嬉しい道具名どまとめていきたいと思います。
イエローアイドペンギンとは??
イエローアイドペンギンは、南島の東海岸やスチュアート島など、ごく限られたエリアにのみ生息する非常に珍しいペンギン。
特徴はその名の通り黄色がかった目と、その周囲を囲むアイバンド模様です。
マオリ語ではホイホと呼ばれ、日本語ではキンメペンギンと呼ばれています。
18種類いるペンギンの中で3番目に大きいペンギンで体長は約65cm、重さは5〜6kgと、一般的なリトルブルーペンギンよりもひとまわり大きく、堂々とした姿が魅力です。
イエローアイドペンギンは実は結構短なペンギンで、$5札に描かれているペンギンなんです。
もし、$5札を持っていたら見てみてください!
現在、個体数は世界全体で約4,000羽以下とも言われ、ニュージーランド国内でも絶滅危惧種に指定されています。
観察できる場所は非常に限られており、Bushy Beachは数少ない野生観察スポットの一つです。
イエローアイドペンギンは団体行動は取らずに単独行動をするそうです。
さらに、警戒心が強いので人間の姿を見るだけで陸に上がってこなくなるそうです。
Bushy Beachでイエローアイドペンギンを見る。

Oamaruでイエローアイドペンギンが見れるのはBushy Beachです。

ペンギン用のViewポイントが作られています。
ここは15時以降になるとビーチに入れなくなっているので、このViewポイントからペンギンを見る必要がありました。

ペンギン用のViewポイントがこれ↑
そして、ここからの景色がこんな感じ↓

遠!
双眼鏡がないと絶対見れないぐらい遠いです。
なので、目を凝らしながらペンギンを探しました。
アザラシは気持ちよさそうに寝ていました。
朝方に海に出発して夕方に帰ってくるそうです。
なので、夕方19:00に来てイエローアイドペンギンが帰ってくるのを待っていました。
すると、19:30ごろ1羽のペンギンが帰ってきました!
遠くてよく見えないけれど、多分イエローアイドペンギンです。
歩いている姿と止まっている姿だけ確認できます。
iPhoneの動画の倍率MAXで撮影していますがこの大きさです。
やっぱりちょっと遠すぎですよね。
これからもっと帰ってくるのかなと思い待っていると、全然帰ってきませんでした。
そろそろ諦めて帰ろうかなと思ったその時!
もう1羽のペンギンさんが帰ってきました!
時間は20:30です。
もう暗くて肉眼では見えません。
1時間30分待って2匹しか見ることができませんでした。
まとめ。
今回はOamaruでイエローアイドペンギンを見てきました。
場所はBushy Beachです。
ペンギン用のViewポイントがありますが、結構遠いです。
なので、双眼鏡があるといいと思います。
時間帯は日が沈む2時間前に来るのがおすすめです。
日が沈んでしまうと暗くて見ることができません。
絶滅危惧種なので数が少なくて非常に珍しいペンギンさんです。
なので、出会える確率は低いと思いますが、今のうちに会っておかないと絶滅してしまう恐れがあるので、ぜひ、今のうちに会いに行ってください!
日が沈んだ後は、Blue penguinに会いに行ったのでそちらのブログもぜひ読んでください。