丘の上からオークランドを一望!One Tree Hill(ワンツリーヒル)に登ってきました。【NZ40日目】

Cornwall Parkを歩いていると、遠くに小高い丘と、その上にそびえるオベリスク(塔)が見えてきます。
それがオークランドを象徴する場所 One Tree Hill(ワンツリーヒル) です。

この丘はマオリの歴史に深く関わり、ニュージーランドの人々にとって特別な存在。
観光スポットとしても有名で、頂上からはオークランドの街を360度ぐるっと見渡す絶景を楽しめます。

今回は、アクセスや歴史といったガイド情報に加えて、実際に私が登ってきた体験談も交えてご紹介します!



オークランドを一望!One Tree Hill。

Cornwall Parkで羊や牛を眺めたあとは丘の上にあるOne Tree Hillに向かって歩いていきました。

最初は「小さい丘だからすぐ登れるだろう」と思っていたのですが…意外と坂が急!笑

アクセスと基本情報
  • 場所:Cornwall Parkに隣接(オークランド市内中心部から車で約15分)
  • アクセス
    • 公共交通 → Britomart駅から電車でGreenlane駅へ(約20分)+徒歩で公園へ
    • 車 → 駐車場あり(丘のふもとまで)
    • 徒歩 → Cornwall Park内からそのまま丘を登るルートあり
  • 開園時間:公園と同じく7:00〜21:00
  • 入場料:無料

👉 観光客なら「Cornwall Parkとセット」で訪れるのがおすすめ。ピクニックのあとに軽く登るコースが人気です。

途中、羊が草を食べている横を通ったり、牛がこちらをじっと見つめてきたりして、「え、こんなに近いの!?」とドキドキ。

ニワトリもいました。
ニュージーランドらしい景色に囲まれながらの道のりは、ただ歩くだけでも楽しかったです。

やっとOne Tree Hillの看板に到着しました。

もうすぐだーーー!

ずっと上り坂だったからすごく疲れました。
でも、これからの上り坂の方がどうみても急です。

10分後、頂上に到着!

息を切らしながら頂上に着いた瞬間、目の前に広がる絶景。
晴天の中、オークランドの街並みが輝いて見えました。

標高は182m。
登山というほど大変ではなく、気軽に散歩感覚で登れるのが魅力です。
頂上に着くと、そこには 360度の大パノラマ が広がります。

  • オークランド市街地とスカイタワー
  • 遠くのハーバーブリッジ
  • ワイテマタ湾とマヌカウ湾
  • 晴れていれば火山島ランギトト島

「街と自然が共存しているオークランド」という都市の姿を一望できるスポットなんです。

思わず写真を撮りすぎてしまって、気づけばスマホのアルバムがOne Tree Hillの景色ばかりになっていました。

頑張って登ってきた甲斐がありました。

One Tree Hillの歴史

この丘はマオリ語で 「Maungakiekie(マウンガキエキエ)」 と呼ばれ、かつてマオリの要塞(パ)として栄えた場所でした。
その後、ヨーロッパ人の入植により「One Tree Hill(一本の木の丘)」と呼ばれるように。

丘の頂上にはかつて一本の大きな木が立っていましたが、1990年代に伐採されてしまい、今は塔(オベリスク)だけが残っています。
このオベリスクは1930年代に建てられたもので、マオリの人々への記念碑としての意味も持っています。

歴史を知って登ると、ただの「絶景スポット」ではなく、ニュージーランドの文化や人々の想いを感じられる場所だと気づきます。

まとめ

One Tree Hillは、

  • 公園とセットで楽しめる気軽な観光地
  • マオリの歴史と文化が息づく象徴的な丘
  • 山頂からオークランド全体を一望できる絶景スポット

という3つの魅力が詰まった場所でした。

Cornwall Parkでのんびりピクニックを楽しんだあと、そのまま丘を登れば、きっと忘れられない思い出になります。
オークランドに来たらぜひ訪れてみてください!



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