【海洋生物】クリオネ(Clione)

みなさんクリオネはご存知ですか??

クリオネってすごく不思議な見た姿をしていますよね。

今回はクリオネとは、一体どんな生き物なのか、そして、どんな生態なのか、気になったのでまとめていきたいと思います!



クリオネとは。

学名 Clione Pallas
和名 ハダカカメガイ
英名 Clione
   Sea angel
目 裸殻翼足目
科 ハダカカメガイ科
属 クリオネ属

日本ではハダカカメガイと言って、巻貝の仲間なんですね!

巻貝の仲間なのに成長すると殻が完全に無くなるのでハダカカメガイって言うんですね!

クリオネの体はほとんどが透明で、胴体に2つ翼足と呼ばれるものがついています。

この翼足を使い、ゆったりと泳ぎます。

翼足で泳いでいる姿が天使に見えることから「流水の天使」だったり、「流水の妖精」「氷の妖精」と呼ばれています。

そのため、英語ではSea angelとも呼ばれることもあるそうですね!

確認されているのは5種類。

世界で確認されているのはたったの5種類だそうです。

クリオネ5種類。
  • ハダカカメガイ。
  • ダイオウハダカカメガイ。
  • ナンキョクハダカカメガイ。
  • ダルマハダカカメガイ。
  • 富山県で見つかったクリオネ。

2016年にダルマハダカカメガイが見つかって、2017年には富山県で新たにクリオネが見つかってるんですね!

でも、富山県で見つかったクリオネについて調べても全然出てこないので本当に見つかっているのかわからないですが、、w

まだまだ新種のクリオネがいそうな雰囲気ですねw

クリオネの大きさ。

クリオネの体長は0.3cmから8.0cmの範囲と言われています。

ダイオウハダカカメガイが最大のクリオネだそうです!

8.0cmってだいぶデカイですよねww
想像ができないです。

英国海峡 0.3cm〜1.0cm
オホーツク海峡岸行き 0.5cm〜3.0cm
北極海 3.0cm〜8.0cm

生息地。

クリオネは冷たい海が好きみたいですね!

なので、北極や南極付近、オホーツク海などに生息しています。

寒流に乗って日本の近海にも訪れるみたいです!

クリオネは表層から約200mまでに住んでいます。



まるで悪魔。脅威の捕食方法。

クリオネのエサ。

クリオネは小さい時は植物プランクトンを濾過捕食しています。

少し大きくなると肉食性になります。
しかし、クリオネはミジンウキマイマイしか食べません。

ミジンウキマイマイとの遭遇率も少ないため、一生を何も食べずに死んでしまうクリオネもいるそうです。

でも、実際は何も食べなくても1年間〜2年間生きていけるみたいです。

クリオネの寿命は2年間と言われているので、捕食はそこまで大事ではないのかもしれません。

バッカルコーン。

クリオネはミジンウキマイマイと遭遇した時、捕食モードに入ります。

下の絵のような姿になります。

姿が一瞬にして変わるんですねw
クリオネからは想像できないような姿になっていますよね。

普段は頭部にしまっている口円錐の形をした触手(バッカルコーン)を6本だします。

この触手でミジンウキマイマイを捕まえて捕食するわけですね!

ミジンウキマイマイは殻があるので柔らかい部分だけを捕食し殻は捨てます。

繁殖方法。

クリオネの面白い繁殖方法で繁殖していきます。

なんと、雌雄同体なんですね!

でも確かに、海は広くてクリオネ同士が遭遇する確率も低いと思うので両方の器官を持っていて当然かもしれませんね。
せっかくクリオネ同士が遭遇して、両方が雄だった場合繁殖できないですもんね。

成熟したクリオネの雄と雌はおなか同士をくっつけるみたいです。

そして、雄は雌の生殖孔に精子の入ったカプセルを取り付けます。

そのあとは、雌は卵にゼラチンのようなものを覆いつけ、海水中に産卵していきます。

こうやって、繁殖していくんですね!

クリオネのLINEスタンプ発売中!

クリオネのLINEスタンプ作りました!

ぜひ、使ってね!

Sea Angel!(Japanese) – LINE stickers | LINE STORE
Sea Angel!!(japanese)

まとめ。

今回はクリオネについてまとめてみました!

調べてみてすごく不思議な生き物だな思いました。

クリオネの捕食方法には驚きました!

以上で終わります!

タイトルとURLをコピーしました