ニュージーランドで仕事をするには、**IRD Number(納税者番号)**の取得が必要不可欠です。
これは給与支払いや納税、タックスリターンの際に使われる個人識別番号で、日本で言うところのマイナンバーのような役割を果たします。
私は昨日、AAcenterで申請して今日、IRD numberを取得しました!
この記事では、IRDナンバーの基礎知識から、取得方法、必要書類、MyIRの使い方まで、初めての方にもわかりやすく解説しています。
IRD Numberとは?
IRD Numberとは、**ニュージーランド内国歳入庁(Inland Revenue Department)**が発行する、個人の税務管理用番号です。
- 給与や収入の申告
- タックスリターン(確定申告)
- 税率の管理
- 銀行口座の登録時
- 投資やビジネスの税務処理
など、働く人や長期滞在者にとってはほぼ必須の番号です。
IRD Numberが必要な理由
IRD Numberがないと、以下のような不利益があります:
項目 | 内容 |
---|---|
税率 | **最大45%**の高い税率が適用される場合がある |
就労 | 雇用契約に必要なため、就労不可になるケースも |
銀行手続き | 給与振込口座の開設・登録ができない場合がある |
IRD Numberの取得方法【2023年版】
IRD Numberの取得方法はオンライン申請(MyIR経由)かAA Centerで申請することができます。
オンライン申請が主流だとは思いますが、私は英語での申請や自分でやってミスをしてしまうのが怖いのでAA Centerに行って直申請しました。
必要書類と注意点
IRD Numberの必要書類は以下の5点。
- IRD numberの申請用紙
- パスポートのコピー
- 住所証明書
- NZの銀行の口座証明
- Working Holiday Visa
氏名や生年月日のミスに注意!
日本語と英語のスペル違いによるエラーも多いそうです。
パスポートのコピーと住所証明、銀行の口座証明、Working Holiday Visaの書類は図書館でコピーしていきました。
AA Centreで申請
私はSkytowerのすぐ近くにあるAA Centreに行きました。
住所はこちら→99 Albert Street, Auckland CBD, Auckland 1010
IRD numberの申請はDriver licenseって書いてある受付で申請することができます。
IRD number用の受付がないので最初どこで申請すればいいのか分かりませんでした。
IRD numberの申請用紙を書いていきます。
“IRD number application non resident offshore individual”という申請用紙に記入していきます。
この用紙にはNZの口座と日本の納税者番号を記入する欄がありますので、IRD numberの申請はNZの銀行口座を作ったあとにしましょう。
BNZ銀行ですぐに銀行口座を開設することができます。
また、日本の納税者番号に関してはマイナンバーカードの番号でいいみたいなのでマイナンバーカードを持参しましょう。
受付の人が渡した書類を確認してくれます。
途中、質問されたんだけど、アクリル板越しだし周りうるさいしで何も聞こえませんでした。
そしたら、$10請求されました。
なんのお金かわからなかったけれど、調べた結果$10払うと早く届けてくれるそうです。
なので、昨日申請したのに今日届きました。
IRD numberはメールで受け取ることができます。
オンライン申請(MyIR経由)
もし、IRD numberをオンラインでする場合はこちらからできます→IRD numberの申請
ざっくりとした取得の流れは以下の通りです。
- MyIRアカウントの作成
- IRD Number申請フォームの入力
- 必要書類のアップロード
- 数日以内に発行(メール通知 or MyIR)
通常、3〜7営業日以内にIRD Numberがメールで通知されます。
通知方法に関しては以下の通りです。
- MyIRポータル内「Messages」に届く
- 登録したメールアドレス宛にPDFで届くこともあり
よくある質問とトラブル対応
質問 | 回答 |
---|---|
申請から1週間以上経っても通知がない | MyIRにログインして「Messages」を確認。 なければIRDに問い合わせ |
銀行口座がまだ開設できていない | bnzなどで仮の口座開設をして「Letter of Introduction」を取得可 |
英語に自信がない | Google翻訳やDeepLを活用。 MyIRは比較的わかりやすい画面です |
まとめ。
IRD Numberは、ニュージーランドでの生活・仕事をするうえで必要不可欠な番号です。
申請手続きはオンラインで完結し、英語が苦手な方でも十分に対応可能です。
働き始める前に、必ず取得を済ませておきましょう!
私は申請に不備が出るのが怖いのでAA Centreで申請をしました。
無事にIRD numberを取得することができました。
これでとりあえずやらないといけないことが終わりました。
IRD numberには専用のサイトMy IRがあります。
このサイトでTax Returnなどを確認できるので登録しておきましょう。