危険!誘われても絶対やらないで!危険ドラッグ“ハッピーバルーン”とは?【NZ203日目】

“ハッピーバルーン”を知っているでしょうか?
名前からすると楽しそうな印象を与えますが、これは危険ドラッグです。

日本では違法薬物に指定されてます。

やはり、日本では違法でも海外ではグレーゾーンという場合があります。
なので、海外で手を出してしまう人がよくいるんです。

そして、知らずに薬物に手を出してしまうこともあります。
このハッピーバルーンは特に知らずに手を出しがちです。

ハッピーバルーンは知名度が低い上に、風船の内部の気体を吸うだけなのでやっている人を見ると風船で遊んでいるようにしか見えません。

知らずに風船内の気体を吸ってしまうと、すごく危ないです。
このブログでまとめていくので被害にあわないようにぜひ読んでみてください。



ハッピーバルーンとは。

ハッピーバルーンとは笑気ガス風船とも呼ばれています。
風船の内部に入れた気体、亜酸化窒素を吸ったり吐いたりします。

この気体を吸うことにより、陶酔効果や幸福を感じられます。
しかし、乱用すれば健康に害をもたらすとされています。

もともとは医療で使用されるガスですが、風船を通した使用は違法かつ極めて危険です。

なので、日本では違法薬物に指定されています。
所持しているだけでも3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されることになります。

海外では韓国やイギリスなどの国の若者による乱用が問題となったそうです。

私がこのハッピーバルーンを知ったのはオーストラリアにWorking Holidayをしていた時です。
公園で若者たちが風船の内部の気体を吸ったり吐いたりしていました。

見た目は風船遊びをしているだけなのですが、みんな笑っていたり酔っていそうな感じがしてなんだか不気味でした。

この写真に映っているのがハッピーバルーン使われる道具です。
オークランドの裏路地で見つけました。

銀色の小さいタンクと一緒に風船も落ちていたので間違いなくハッピーバルーンに使用されたんだと思います。

銀色の小さいタンクの中に気体が入っていて、専用の機械を使うと風船の中に気体を入れることができます。
専用の道具があることに驚きですよね。

その。風船の中に入れた気体を吸ったり吐いたりします。

健康へのリスクと危険性

短期影響:酩酊感、笑いが止まらない、意識の混濁、視界のぼやけなどが即時発生。

吸引方法によるリスク:タンクやクラッカーから直接吸うと低温での凍傷、圧力による喉や肺の損傷の恐れあり。

長期・大量使用の被害:ビタミンB₁₂欠乏による神経障害、記憶障害、手足のしびれ、尿失禁などの症状が報告されています。

命に関わる事故も:酸素不足による窒息や脳機能の低下など、重大な健康被害が起こる場合があります。

ニュージーランドでの法規制と現状

ニュージーランドでは、嗜好目的の使用・販売・所持は「Psychoactive Substances Act 2013」により違法とされており、高額の罰金や刑罰が科せられます。

特にクリームチャージャーや缶の販売が、金銭目当てで行われているケースもあり、見つかれば法的責任を問われる対象です。

見た目は風船遊びなので、公園やクラブで何気なく吸われていることが多くあるそうです。

まとめ。

今回は薬物であるハッピーバルーンについてまとめてみました。
海外ではグレーゾーンなので誘われることもあると思います。

その背景には、神経障害や重大な健康被害につながる危険な薬物使用が隠れています
絶対にやめましょう。



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