【2023年版】ニュージーランドのTax Return(タックスリターン)完全ガイド|申請時期・やり方・返金まで丁寧解説【NZ215日目】

「ニュージーランドで働いていたけど、税金払いすぎたかも…?」
そんな方にはTax Return(タックスリターン)=確定申告の申請がおすすめです!

私自身、ワーキングホリデー中にIRD(国税局)を通じて申請し、約800ドルの返金を受け取ることができました。

この記事では、ニュージーランドのTax Returnのやり方を、初心者向けにわかりやすくステップ解説します。



Tax Returnとは?

Tax Returnとは、その年に納めた税金が正しかったかを精算する手続きです。
ニュージーランドでは毎年、自動または手動で行われ、払いすぎた税金は返金されます(還付)

私たちは給料が振り込まれる際に“PAYE”という税金を納税しています。
このPAYEの税率は労働者が1年間にどのぐらい稼ぐかによって変わります。

年収税率
~$14,00012.03%
$14,001~$48,00019.03%
$48,001~$70,00031.53%
$70,001~$139,38434.53%
$139,385~$180,00033.0%
$180,001~39.0%
2023年4月1日~2024年3月31日

参考文献→2024 Weekly and fortnightly PAYE deduction tables

労働者が1年間にどのくらい稼ぐのかが正確にわからないのでPAYEが多く差し引かれています。
大体12%から22%の範囲で差し引かれるそうです。

実際に私の給料を確認したところ、約22%引かれていました。

この多く払ったPAYEがTax Returnとして返金がされます。

これは逆も起こりうることで労働者が予想よりも多く稼いでしまったらその分のPAYEを支払わなければならないそうです。
しかし、これは稀なケースでほとんどの人が返金されます。

誰が対象?申請したほうがいい人の例

以下に当てはまる方は、返金を受け取れる可能性大です:

  • 年の途中で帰国 or 退職した
  • 所得が少なかった($14,000以下)
  • Tax Code(税区分)が間違っていた(例:S instead of M)
  • 寄付控除(Donation)をした
  • ワーホリや学生ビザでの短期労働者

年の途中で帰国した場合、Tax Returnの早期申請が必要になります。

やり方は違うブログでまとめたので要チェック!

申請できる時期は?

内容日付
対象期間毎年4月1日〜翌年3月31日
申請受付開始4月中旬〜下旬ごろ
自力申請の締切6月7日まで(通常の個人申告)
会計士経由の締切翌年3月31日まで(延長可

申請方法

このTax Returnの申請方法はありません!
自動的に振り込まれてきます。

自動で振り込まれるためにはMyIRのアカウントを作っておく必要があります。

アカウントを作っておくとメールが届きます。

“Income Tax Assessment”

これはTax Returnについての詳細です!
確認してみると、、$800の額が返金されるみたいです!

予想よりもたくさん返金されるので驚きと嬉しさがありました!
これが自動返金なんてすごく楽ちんですよね!

オーストラリアでワーホリしていた時は自分でTax Returnを申請する必要があってすごく大変だったのを覚えています。

よくある質問と注意点

質問回答
自動で返金される人とされない人の違いは?年間収入・税区分・在住ステータスによる
何年分まで遡って申請できる?過去4年分までOK!
銀行口座が使えない場合は?紙の小切手(cheque)で送られることもあるが非推奨(時間がかかる)
英語が苦手でも大丈夫?Google翻訳で十分対応可能。画面はわかりやすい設計です。

まとめ

Tax Returnについてまとめてみました。
NZはMyIRに登録しておけば自動的に返金されるのですごく簡単です!

給料を見ると多くPAYEが差し引かれていることがわかります。
なので、払いすぎた税金が返ってくるチャンスです!

なお、帰国の際には早期申請をしなければなりません。
なので、帰国の際は忘れずに申請しましょう。



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