
ニュージーランドの動物といえば羊やキウイが有名ですが、実はペンギンが生息していることでも有名です。
18種類いるうちの4種類のペンギンと出会うことができます。
今回はペンギンに会えることで有名な町、Oamaruに行ってきました。
OamaruではBlue penguinとYellow eyed penguinの2種類のペンギンと出会うことができます。
Yellow eyed penguinは日が沈んでしまうと見れなくなってしまうので、Yellow eyed penguinを見た後Blue penguinに会いに行くのがいいと思います!
Yellow eyed penguinについては違うブログにまとめたので読んでね。
このブログではOamaruでBlue penguinに無料で会える場所を紹介していこうと思います。
世界最小のペンギン!ブルーペンギンってどんな鳥?
ブルーペンギンは体長はわずか30cm前後で、体重が1kg程度しかありません。
18種類しかいないペンギンの中で一番小さいペンギンです。
そのためブルーペンギンはリトルペンギン、フェアリーペンギンとも呼ばれたりしています。
日本ではコダカペンギンと呼ばれています。
生息地域はオーストラリアの南部とニュージーランド全域に生息しています。
昼間は海で餌をとり、夕暮れになると浜辺に戻って巣に帰る習性があります。
そのため、観光客が出会えるチャンスは 日没後から夜にかけて。
青みがかった羽毛と、ちょこちょこと歩く姿がとにかく愛らしいんです。
ペンギンは一般的に2足歩行直立姿勢で歩きますが、ブルーペンギンは2足歩行前傾姿勢で歩きます。
なので、もっとも古代的なペンギンなんじゃないかと思われているそうですね。
無料でブルーペンギンに会えるスポット
無料でブルーペンギンのに出会える場所はこちら↓

場所はこのOamaru Blue Penguin Colonyの目の前の道です。(オレンジの⚪︎の場所)
ヨットクラブの建物がある付近です。

近くにはペンギンの標識がありました。
標識の下には“PENGUINS CROSSING SLOW”と書かれています。
道路をペンギンが横切るそうなんですが、これ、本当です!
ペンギンが帰ってくる夜にこの場所に行ったのですが、本当にペンギンが横切っていました。
というか、めちゃくちゃブルーペンギンがいる!
岩からどんどん上がってきます。
前傾姿勢で歩く姿がめちゃくちゃかわいいです。
正直、こんなにいるとは思いませんでした。
しかも、鳴き声がめちゃくちゃ大きいです。
この動画で聞こえる音がブルーペンギンの鳴き声です。
音量に注意してください↓
めちゃくちゃ大きいですよね。
今、繁殖の時期なので威嚇されているんだと思います。
なので、そっと遠くに行きました。
計20羽ぐらい会えたのかな。
日が沈んでから行くとちょうど会えると思います。
有料施設「Oamaru Blue Penguin Colony」

近くにはOamaru Blue Penguin Colonyという野生のブルーペンギンを観察することができる有料施設があります。
ここではペンギンが巣に帰る様子を座席からゆっくり見られ、ナイトツアーでは数十〜数百羽の群れが一斉に上陸する迫力を体験できます。
観察ツアーの種類
- デイタイムツアー:昼間に巣の様子を見学
- イブニングツアー:日没後、海から戻るブルーペンギンを観察
- プレミアムシート:より近い位置から静かに見られる特等席
入場料はツアーの種類によって違いますが、約40〜60NZドルほど。収益の一部はブルーペンギンの保護活動に使われているので、観光しながら環境保全に貢献できるのも魅力です。
観察するときの注意点
ブルーペンギンを観察する際には、以下のルールを守ることがとても大切です。
- フラッシュ撮影は禁止:ペンギンの目は光に弱く、失明や大きなストレスにつながります。
- 静かに観察する:大きな声や物音はペンギンを驚かせ、巣に戻れなくなることもあります。
- 距離を保つ:ペンギンの通り道をふさがず、近づきすぎないようにしましょう。
- 触らない:野生動物なので、人間が触れるのは絶対NG。
これらを守ることで、ペンギンたちも安心して海と巣を往復できます。
訪れるときのポイント
- 季節によって数が変わる
夏はひなを育てるため上陸数が多く、冬はやや少なめ。 - 防寒対策は必須
夜の海辺はかなり冷え込みます。真夏でもジャケットがあると安心。 - 双眼鏡やズームレンズが便利
野生の姿を遠くから観察するのに役立ちます。
まとめ。
Oamaruでブルーペンギンに出会ってきました。
正直こんなに出会えるとは思ってもいませんでした。
さすが、ペンギンで有名な街だけあるなと思いました。
野生のブルーペンギンに出会えるのでぜひ、行ってみてください。
なお、フラッシュ撮影や捕獲などはしないでください。
そっと見守ってあげてください。