ニュージーランドに生息しているペンギンは4種類!出会える場所を紹介します。【New Zealand】

今回はニュージーランド(NZ)に生息しているペンギンさんについて紹介していこうと思います。

ペンギンさんは南半球にしか生息していないので日本では野生のペンギンを見ることができません。

ペンギンさんは全部で18種類しかいません。
その中でもNZに生息しているペンギンは4種類です。

NZに生息しているペンギン4種類。
  • Bull Penguin(コガタペンギン)
  • White Flippered Penguin(ハネジロペンギン)
  • Yellow Eyed Penguin(キンメペンギン)
  • Fiordland Penguin(キマユペンギン)

個体数も年々減ってきて絶滅危惧されているペンギンさんもいます。
そして、NZでしか出会えない貴重なペンギンさんもいるんです。

そんなペンギンさんに出会える場所も紹介していくので、ぜひ最後まで読んでね!



Blue Penguin(コガタペンギン)

Blue Penguinは18種類いるペンギンの中で最も小さいペンギンさんです。

体長は30cm、体重が1kgほどしかありません。
1番大きいペンギンさんのエンペラーペンギンは体長1m〜1m30cmもあるそうなので差は歴然としています。

ブルーペンギンの他にもリトルペンギンやフェアリーペンギンとも呼ばれています。
マオリ語では(Kotorā)コロラと呼ばれています。

生息地域はオーストラリア南部とNZ全域に生息しています。
特におすすめスポットは南島のTimaruとOamaruです。

ペンギンさんに会えることで有名な地域ですよね!

北島ではNew Plymouthが会えるそうです。

ブルーペンギンは明け方に出発をして夕方ごろに陸地に帰ってきます。
なので、出会える時間帯は夜になります。

夜に出会えるスポットに行ってみるとたくさんのブルーペンギンたちに出会うことができました。

歩き姿が特徴的で、普通は直立姿勢で歩くペンギンさんですが、ブルーペンギンは前傾姿勢で歩くんです。
そのため、最も古代的なペンギンさんなんじゃないかと思われているそうです。

White Flippered Penguin(ハネジロペンギン)

White Flippered Penguinは18種類いるペンギンさんの中で2番目に小さいペンギンさんです。

Blue Penguinの近縁のペンギンさんで容姿も生態も酷似しています。
体長は40cm〜45cmでBlue Penguinよりも少し大きいです。

名前の通り羽に白い縁取りがあるのが特徴的です。

NZのバンクス半島、モトナウ島、および北カンタベリー海岸だけに生息している貴重なペンギンさんです。

フランスの街並みで有名なAkaroaの近くで出会うことができます。

私は残念ながら出会うことができませんでした。
なので、ぜひ、Akaroaに訪れた際にはWhite Flippered Penguinに会いに行ってみてください。

Yellow Eyed Penguin(キンメペンギン)

Yellow Eyed PenguinはNZの固有種のペンギンさんです。
南島と一部の島にしか生息していない貴重なペンギンさんです。

マオリ語ではHoiho(ホイホ)と呼ばれています。

目元に鮮やかな黄色の筋がある特徴的なペンギンさんで18種類いるペンギンさんの中で3番目に大きいペンギンです。
体長は70cmほどになるそうです。

現在では絶滅危惧種に指定されている、非常に貴重で珍しいペンギンさんです。
でも、実はよく目にするペンギンさんでNZの$5札に描かれているペンギンさんはこのイエローアイドペンギンなんですね。

イエローアイドペンギンは団体行動は取らずに単独行動をするそうです。
さらに、警戒心が強いので人間の姿を見るだけで陸に上がってこなくなるそうですね。

そのため、近くで見ることができないので遠くから見ることになります。
遠くてとても見にくいので双眼鏡を持っていくといいと思います。

見るタイミングは日が沈む2〜3時間前です。
日が沈んでしまうと真っ暗になってしまうので目視することができません。

見れることで有名な場所はOamaruやKaitiki Point、Shag Point、Bushy Pointが有名です。

Fiordland Penguin(キマユペンギン)

Fiordland Penguinとは南島のフィヨルドランド国立公園と南島の南にあるスチュアート島でしか生息していない希少なペンギンです。

私はMilford Soundをボートで観光しているときに出会うことができました。

現在では2000羽〜3000羽ほどしか生息してないそうで絶滅危惧されています。

その名の通り、眉毛のような黄色い毛が特徴的です。
さらに、頬に白い毛のラインが何本かあります。

体長は40〜50cmしかない小柄なペンギンです。

フィヨルドランドペンギンは冬の7月〜11月に繁殖時期を迎えます。
18種類いるペンギンの中で冬に繁殖するペンギンはフィヨルドランドペンギンとエンペラーペンギンの2種だけです。

繁殖時期になると巣があるMilford Soundに戻ってくるそうです。
この巣に帰ってきた時が見るチャンスです!

フィヨルドペンギンの巣がある場所に船長が連れて行ってくれたので出会うことができました。

巣は天敵を避けて森の中や岩の裂け目の間に作るそうです。
なので、「森に住むペンギン」と呼ばれているそうです。

まとめ。

NZに生息している4種類のペンギンさんを紹介してみました。
野生で出会ったペンギンさんはめちゃくちゃ可愛かったです!

NZに来たら、ぜひ、ペンギンさんに会いに行ってください。




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