クライストチャーチから車で南へ約2時間。
のんびりとした港町 ティマル(Timaru) にやってきました。
ニュージーランド南島を移動する人なら一度は通る場所かもしれませんが、実はここ、ただの通過点ではないんです。
なんとブルーペンギンに出会える町としても知られているんです!
今回はブルーペンギンに出会ってきたので出会える場所や時間帯などまとめていきたいと思います!
世界最小のペンギン!Blue penguins。

ブルーペンギンはリトルペンギン、フェアリーペンギンとも呼ばれたりしています。
日本ではコダカペンギンと呼ばれているそうです。
体長が30cm、体重が1kgほどの小さいペンギンです。
全部で18種類いるペンギンの中で1番最小です。
ちなみに、1番大きいペンギンのエンペラーペンギンは1m〜1m30cmもあるそうなので差は歴然です。
生息地域はオーストラリアの南部とニュージーランド全域に生息しているそうです。
ブルーペンギンは明け方に海へ出発して、夕方ごろに陸に戻ってきます。
ペンギンは一般的に2足歩行直立姿勢で歩きますが、ブルーペンギンは2足歩行前傾姿勢で歩きます。
なので、もっとも古代的なペンギンなんじゃないかと思われているそうですね。
TimaruのCaroline Bayで出会えます!

Timaruでブルーペンギンに出会える場所はCaroline bay Beachです。
昼間に訪れると広々とした海岸で、ジョギングを楽しむ人や子ども連れの家族をよく見かけます。

岩場の方に行ってみると、ペンギンの標識を発見しました!
ペンギンの標識を見つけると、出会えるのが楽しみになりますよね!

道路にはペンギンのマークが描いてありました。
ペンギンに会える場所を教えてくれているのはすごくうれしいです。
でも、岩の中とかペンギンを探し回りましたが見つかりませんでした。
きっとまだ明るいので帰ってきていなかったんだと思います。
ペンギンが姿を現すのは夕暮れ以降。
日が沈むと海での餌探しを終えて、巣に戻ってきます。
なので、日が沈むのを待って同じ場所を歩いてみると、ブルーペンギンがいました!
しかも、2匹!
めちゃくちゃ可愛かったです。
歩いている姿がとても可愛いです。
もっと、見つけるのが大変だと思っていたんですけど、歩道のすぐ脇にいました。
こんなにちゃんと出会えるなんて思っていませんでした。
ペンギン観察のマナー
ニュージーランドでは野生動物の保護がとても大切にされています。ペンギンを観察する際にも以下のルールを守る必要があります👇
- フラッシュ撮影は禁止:ペンギンの目にダメージを与えてしまいます。
- ライトは赤色か控えめな光を使用:強い光はストレスの原因になります。
- 静かに観察する:大きな声や物音で驚かせないように。
- 近づきすぎない:最低でも2〜3mの距離を保ちましょう。
- 道をふさがない:ペンギンが巣へ帰るルートは確保してあげること。
特にティマルのように柵や観察台がない場所では、観光客一人ひとりのマナーがペンギンの未来を守ります。
かわいい姿を見られるのは本当に特別なことなので、マナーを守って共存する気持ちが大切ですね。
まとめ
ティマルは「クライストチャーチからダニーデンに向かう途中にある町」という印象が強いですが、実際に訪れてみるとブルーペンギンに会える特別な体験と、落ち着いた町歩きの両方が楽しめる場所でした。
もし南島をドライブする予定があるなら、ぜひ一泊して夕暮れのブルーペンギン観察をしてみてください。
忘れられない思い出になるはずです。