「ニュージーランドでもオーロラが見られる」って知っていましたか?
実は、南島の南端では「サザン・ライツ(Southern Lights)」と呼ばれるオーロラがごくまれに観測できるんです。
私もニュージーランドでワーホリ中、「見られるなら一度は見てみたい!」と思って、毎日のようにオーロラ予報サイトをチェックしていました。
…が、結果は残念ながら撃沈(笑)
それでも、オーロラ予測の仕組みや観測のコツは学べたので、今回は私が実際に使っていた便利なオーロラ予報サイトと見られる条件・場所などもあわせてご紹介します!
ニュージーランドでオーロラを見よう!
便利なオーロラリアルタイム予報のサイト
私がオーロラを見るために使っていたサイトはMeteologix NZのAurora forecastです。
このサイトでは、リアルタイムのオーロラ予報やKP指数が視覚的に確認できます。

波線になっている緑色の箇所がオーロラです。
この写真でもオーロラが現れているように見えますが、実際に空を眺めても見ることができませんでした。
オーロラが見えた場合の予報はこんな感じ↓になります。

すごく緑色ですよね!
この状況が1時間続くこともあれば10分程度で終わってしまうことがあります。
オーロラを見るためには?
オーロラを見るためにはいくつかの条件をクリアすることが必要みたいです。
まずは「場所」です。
オーロラが見れない場所で見ようとしても見れないですよね。
- インバーカーギル(Invercargill)
- スチュアート島(Stewart Island)
- ダニーデンの海岸沿い など
※人工の光が少ない場所で、かつ南側の地平線が開けている場所が理想です。
NZでオーロラが見れる場所は上の写真を見れば分かるとおり南島の南側です。
テカポ湖やクライストチャーチでも見ることができるので、その場所よりも南側であれば見ることができると思います。
次に「時期やタイミング」です。
観測に向いている時期 | 条件 |
---|---|
冬季(6月〜8月) | 天気が良く、月明かりの少ない夜(新月期) |
KP値が高い夜 | KP=5以上が目安。オーロラ予報サイトでチェック可能 |
観測に向いている時期は6月~8月が最適とされています。
そして「曇っていない」こと。
オーロラは雲よりも上空で現れます。
なので、空が曇っているとオーロラが現れていても見ることができません。
そして、周りが「暗い」ことです。
やはり、周りに光がない方がオーロラを綺麗に見ることができます。
月が出ている場合でも、オーロラを見ることができるそうですが、光が邪魔をして綺麗に見れないそうなのでやっぱり新月を狙って見に行くのがいいと思います。
あと、「太陽が活発的」かどうかも重要になるそうです。
オーロラは太陽から来た電気を帯びた粒子が南極か北極に吸い込まれ、そのときに空気の粒に当たることによって発生するそうです。
- 場所
- 時期やタイミング
- 曇っていない
- 暗い
- 太陽が活発的
また、オーロラを見る条件としてよく聞くのが「寒さ」ですが、これはあまり関係ないそうです。
太陽から来た電気を帯びた粒子が南極や北極に吸い込まれ、その付近で発生します。
南極や北極ふきんで見ることができるため「寒さ」が必要と思っている人が多いそうです。
私も寒い方がいいと思っていました。
でも、オーロラは上空で発生するので、地上が寒くても温かくても関係ないみたいですね。
まとめ
今回はオーロラ予報のサイトを紹介しました。
日本では見ることができないのでNZに来たなら絶対に見たいですよね!
オーロラが見れる時期はNZの7月と8月が狙い目という情報をよく聞きますが、上記で載せたオーロラが見えた場合の予報の日付は2023年2月27日です。
冬に見れるとは限らないみたいですね。
なので、夏に訪れても運が良ければ見れる可能性があるかもしれないということです。
私も見たくて数日間粘ってみましたが、残念ながら見ることができませんでした。
見るためにはいくつかの条件と運が必要なんだなと思いました。
でも、オーロラは見れなくても南島の静かな夜空や星空を見れたので満足です!
ぜひ、オーロラを見るために諦めずに頑張ってみてください。