実体験!オーストラリアで悪徳ファームで働いた時のお話【ワーホリ必見】

オーストラリアでワーキングホリデーやファームジョブを探すとき、「ファームで働いて延長ビザを取りたい」「大自然の中で稼ぎながら旅したい」っていう人も多いはずです!

でも実は、**悪徳ファーム(ブラックファーム)**に騙されてしまうケースが意外と多く、給料未払い・虚偽求人・住居だけ払わされる…といったトラブルが後を絶ちません。

この記事では、悪徳ファームとは何か、実体験をもとにまとめていきたいと思います!
これからオーストラリアでファームジョブを探す人のために、ぜひ読んでほしい内容です。



悪徳ファームってどんなところ?

悪徳ファームでよく見られる典型的なトラブルには、以下のようなものがあります。

これが悪徳ファーム。
  1. 働いた給料が違う。
  2. 仕事がないのに仕事があると偽り、家に住まわせて家賃だけ払わせる。
  3. Superannuationを支払ってくれない。
  4. 私たちが働いた時に給料から支払うはずの税金を国に払わないで自分のものにしてしまう。

など。

こんな感じでしょうか。

ファームオーナーはほとんどの場合、オーストラリア人なので良い人が多いです。
その下で働くスーパーバイザーが不正をすることが多いです。

悪徳ファームではスーパーバイザーばかりが得して私たちは損しかないです。

ちなみに、スーパーバイザーとはワーカーをまとめるリーダー的な人のことを言います。

1.働いた給料が違う。

働いた給料が違うことがあります。
これは実際にブルーベリーファームで働いているときに経験しました。

スーパーバイザーからはブルーベリー1kg×$2.5と言われて仕事をしていました。

しかし、ファームオーナーに聞いたら衝撃の事実!
ブルーベリー1kgは$3.2と発覚しました。

1kgあたり$0.7損をしていたことになります。

では、この$0.7がどこに行っていたかというと、スーパーバイザーのポケットマネーになっていました。

私は週に約250kgのブルーベリーを収穫していました。
なので、単純計算すると$175がスーパーバイザーに流れていたことになります。

しかも、他にも働いている人がいたのでスーパーバイザーには毎週約$2000が流れていたことになります。

何もせずに見ているだけなのにスーパーバイザーは自分の時給とみんなから流れていた約$2000を毎週稼いでいたということになります。

めちゃくちゃ稼げてますよね。
なので、ファームオーナーを見かけたら作物の値段を聞いてみることをオススメします。

2.仕事がないのに仕事があると偽り、家に住まわせて家賃だけ払わせる。

ファームで働く時に住む家はほとんどの場合、スーパーバイザーが借りている家にワーカーが10人程度でシェアハウスします。

不景気だとみんな違うファームに行ってしまいますよね。

そうなると、スーパーバイザーが借りている家の家賃をスーパーバイザー本人で払わなくてはいけなくなってしまいます。

スーパーバイザーは家賃を払いたくないので、仕事がなくても仕事があると偽り人を集めます。

私の場合は最初の1日だけ仕事がありましたが、それから待っても仕事はありませんでした。

「仕事いつあるの?」と聞いても「もうすぐだよ」と曖昧な返事しかしてくれません。

家賃は週$150でした。
やはり、仕事がないのに家賃を払うのはすごく大変です。

結局、2週間待ち続け仕事がなかったのでシェアハウスのメンバーとエアーズ・ロックを目掛けてドライブにいくことにしました。

3.Superannuationを支払ってくれない。

Superannuationを払ってくれない場合が多いです!

ファームに限らず働いた時に会社側が自動でお金を貯めていてくれます。
日本で言うと年金制度みたいな感じです。

これは本当に騙されやすいです。

なぜなら。Superannuationを知らない人が多いからです。
知らないことが騙される1番の原因だと思います。

Superannuationを知らないことを良いことに払ってくれないんですね。

Superannuationについて違うブログでまとめてみました!
ぜひ、読んでください!

4.税金を払わないで自分のものにしてしまう。

オーストラリアで働くと給料を支払うときに会社側が支払うべき税金を差し引いて国に収めてくれています。

それをよく「PAYG」と呼ぶのですが、Taxリターンをすると収めていた税金が戻ってくる場合があります。(Working Holidayの場合、本来なら戻って来ません)

その、私たちが収めるはずの税金を奪い取っている可能性があります!!

その場合、国に税金を収めていないことになりますので今後支払うことになると思います。

でも、ほとんどの日本人がPAYGの仕組みやTaxリターンの仕組みをわかっていません。
なので、簡単に奪われてしまうんですよね。

しかし、国に支払うべきお金なので未払いだと国にばれてしまいますよね。

なので、ファーム側もしっかり払ってくれると思いますが、払ってくれなかったら極悪ファームですね。

悪徳ファームに騙される理由。

なぜ、悪徳ファームに騙されてしまうのでしょうか。

違うブログでまとめたのでぜひみてください!

まとめ。

今回は悪徳ファームについてまとめてみました!

とりあえず、言っておきたいことはスーパーバイザーは信用できません!!!!

もし、そのファームで働いている人を見かけたら具体的な内容を聞いてみましょう。
「週にいくら稼いでいるか」「大変なことは何か」など。

あとは、Superannuationは必ず自分が指定した会社に登録してもらうことが大事だと思います。

そして、必ず給料明細を確認することです!
給料があっているかしっかり計算しましょう。

悪徳ファームに遭遇した場合はすぐに違うファームにいきましょう。

また、ファーム探しに使えるサイトを別のブログでまとめたのでみてね!



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