今回、私は世界遺産であるMilford Soundに行くためにTe Anauまでやってきました。
Milford Soundまでの道が一本道のため、Te Anauを必ず通る必要があります。
要はMilford Soundの玄関の街なんですね。
そんなTe Anauですが、実はNZの固有種、Takaheが再発見された場所でもあります。
なので、今回はTakaheについてまとめていきたいと思います。
Punanga Manu O Te Anau。
Te AnauにあるPunanga Manu O Te AnauでTakaheに出会うことができます。
公園内にあるので無料で入ることができます。
真ん中にある大きな木の周りがTakaheのゲージになっていました。
行ってみると、
Takaheがいました!
めちゃくちゃかわいいです。
羽がすごく綺麗な色をしていました。
そして、Takahe意外にも鳥がいました。
この鳥はKakaです。
こちらもNZにしか生息していない固有種です。
Takaheってどんな鳥?
そもそもTakaheがどんな鳥かというと、一度絶滅したと思われた貴重な鳥なんです。
絶滅したとされていたTakaheですが、1948年にTe Anauで再発見されました。
そこから、絶滅させないように保護した結果、約500羽まで増えたそうです。
しかし、まだ絶滅の危機下にあります。
もともとはNZ全土に生息していましたが、残念ながら北島のTakaheは絶滅してしまっています。
なので、現在、野生のTakaheは南島にしか生息していません。
Takaheに似ている鳥。Pukeko。
そんなTakaheですが、すごく似ているPukekoという鳥がいます。
両者ともクイナ科で容姿もほとんど似ています。
しかし、違う鳥として分類されています。
簡単に分けると、Pukekoは飛びますが、Takaheは飛べません。
あと、Pukekoは細くて、Takaheは太いです。
飛べなくなった理由は、TakaheがNZにやってきた1千万年前には肉を捕食する動物がいなかったため羽が退化し飛べない鳥になったとされています。
しかし、PukekoがNZにやってきたのは1000年前です。
オーストラリアから持ち運ばれたそうです。
この2つの鳥の大きな違いはNZにやってくるタイミングが異なることです。
Pukekoが1千万年前にNZに来るとTakaheになるのかもしれませんね。
まとめ。
今回はTakaheについてまとめてみました。
一度絶滅したと思われていた貴重な鳥です。
現在は徐々に生体数が増えていますが、野生で会うのは大変だと思います。
ですが、Te AnauではTakaheに出会える場所があるので、ぜひ、会いに行ってください。